えー、Slackのデザイン変わるの!?好きだったのに
プレスを見て、最初にそう思いました。
ちょっとばかりイマフウな会社のチャットツールとして非常に有名なSlack。
大学4年生の頃、友人と会社創業準備を進める中でSlackと出会いました。
現職でも使っているので、かれこれ3年くらい使ってるツールです。
そんなSlackの旧アイコンがこちら。
このカラフルなシャープマークが印象的でした。
シンプルでかつシンボリックなデザインなので、とても好きでした。
しかし、
本日、ブランドデザインのリニューアル計画の第一弾として、Slack では新ロゴを発表しました。Slack 社員だけでなく、ユーザーの皆さんにも愛されてきた以前のロゴ (とデザイン) をなぜ変えるのか、疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。そこで、デザイン刷新の理由と、新しいデザインに込めた思いをご説明したいと思います。
その新しいロゴがこちら
社員からも好かれているロゴを変えるという今回の発表。
えっ、と思う一方、ちゃんとこうして公式が発表を出すの、とっても良いなと思いました。
デザインの背景、意図、目的が公式から発表されるのとっても素敵。
詳細は記事を読んで!なのですが、まとめると、
* 11色という多色構成により、白地以外の背景に設置すると非常に見づらい
* 一貫したブランドデザインをしてこなかったので、この機に"Slackといえばこれ!"という一貫性のあるデザインをすることになった
という2つの理由がそこにはありました。
アプリの中で表示されているだけならまだしも、ステッカーになったり、ウェブ記事のどこかに埋め込まれたり、イベント出展時のポスターに掲載されたりと、さまざまなシーンで利用されうるロゴ。
白地以外の位置に設置をする際、毎回微調整を加えていては大変です。
その都度デザインが歪むのもアレですしね。
背景、意図、目的がわかると、とってもスッキリするなと思いました。
この発表を受けて、よりSlackのことが好きになってしまった。
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先日、「デザインやアート」ってなんのためかという話をしました。
そこに目的があるのがデザイン、そうじゃないのがアート
いやいや、アートにも目的や意見があるでしょ。
確かに。
人によってとらえ方がそもそも違うかもね
そうね
個人的に、アートというものにはすべてなんらかの"目的"があると思っています。
もちろん「絵が描くのが好きだから、ただ自分のために書いている!」も立派な目的です。
企業のイメージを伝えるため、商品のイメージを伝えるため、二人の思い出のアルバムをよりよいものにするため…。などなど。
そのデザイン、ないしはアートの数だけ、目的があるだろうなぁと。
日本にいると、デザインというものをまともに学ばないで大人になっていくので、あまり世の中に「デザインとは?」みたいな意見がおっこってない気がします。
僕、私はこう思う、の「主観としてのデザイン」
と
学問としてはこう定められていて…
歴史的にはこうなっていて…
という「知識、知見としてのデザイン」をそれぞれたくさん知りたいなと思ったのでした。
企業ロゴって、面白いよね。あとアプリのロゴも。