ぺこちんぱん

ぺこの毎日絵日記と、ちんぱんの独り言と、二人の日々の話

デザインって、なんのため? - ロゴデザインって難しいね

slackhq.com

 

 えー、Slackのデザイン変わるの!?好きだったのに

 

プレスを見て、最初にそう思いました。

ちょっとばかりイマフウな会社のチャットツールとして非常に有名なSlack。

jp.techcrunch.com

 

大学4年生の頃、友人と会社創業準備を進める中でSlackと出会いました。

現職でも使っているので、かれこれ3年くらい使ってるツールです。

 

そんなSlackの旧アイコンがこちら。

https://slackhq.com/wp-content/uploads/2019/01/2019-01_BrandRefresh_slack-brand-refresh_01-bad-logos.png

このカラフルなシャープマークが印象的でした。

 

シンプルでかつシンボリックなデザインなので、とても好きでした。

 

しかし、

 

本日、ブランドデザインのリニューアル計画の第一弾として、Slack では新ロゴを発表しました。Slack 社員だけでなく、ユーザーの皆さんにも愛されてきた以前のロゴ (とデザイン) をなぜ変えるのか、疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。そこで、デザイン刷新の理由と、新しいデザインに込めた思いをご説明したいと思います。

その新しいロゴがこちら

 

https://slackhq.com/wp-content/uploads/2019/01/2019-01_BrandRefresh_Old-to-New-Final.gif

 

社員からも好かれているロゴを変えるという今回の発表。

えっ、と思う一方、ちゃんとこうして公式が発表を出すの、とっても良いなと思いました。

デザインの背景、意図、目的が公式から発表されるのとっても素敵。

 

詳細は記事を読んで!なのですが、まとめると、

 

 * 11色という多色構成により、白地以外の背景に設置すると非常に見づらい

 * 一貫したブランドデザインをしてこなかったので、この機に"Slackといえばこれ!"という一貫性のあるデザインをすることになった

 

という2つの理由がそこにはありました。

アプリの中で表示されているだけならまだしも、ステッカーになったり、ウェブ記事のどこかに埋め込まれたり、イベント出展時のポスターに掲載されたりと、さまざまなシーンで利用されうるロゴ。

白地以外の位置に設置をする際、毎回微調整を加えていては大変です。

その都度デザインが歪むのもアレですしね。

 

背景、意図、目的がわかると、とってもスッキリするなと思いました。

この発表を受けて、よりSlackのことが好きになってしまった。

 

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先日、「デザインやアート」ってなんのためかという話をしました。

 

 

 そこに目的があるのがデザイン、そうじゃないのがアート

 

 いやいや、アートにも目的や意見があるでしょ。

 

 確かに。

 

 人によってとらえ方がそもそも違うかもね

 

 そうね

 

個人的に、アートというものにはすべてなんらかの"目的"があると思っています。

もちろん「絵が描くのが好きだから、ただ自分のために書いている!」も立派な目的です。

 

企業のイメージを伝えるため、商品のイメージを伝えるため、二人の思い出のアルバムをよりよいものにするため…。などなど。

 

そのデザイン、ないしはアートの数だけ、目的があるだろうなぁと。

 

日本にいると、デザインというものをまともに学ばないで大人になっていくので、あまり世の中に「デザインとは?」みたいな意見がおっこってない気がします。

 

僕、私はこう思う、の「主観としてのデザイン」

学問としてはこう定められていて…

歴史的にはこうなっていて…

という「知識、知見としてのデザイン」をそれぞれたくさん知りたいなと思ったのでした。

 

企業ロゴって、面白いよね。あとアプリのロゴも。